呉クリニック

乳腺について

乳腺

乳がんの早期発見のために

乳がんを心配している人は沢山いると思いますが、乳がんで大事なことは乳がんのしこりの大きさです。しこりが2cmより大きければ大きいほど生命への危険 が高くなり、しこりが 2cm 以下と小さければ小さいほど生命の危険は低くなります。従って、しこりを小さいうちに発見することが最も大事なことなのです。しこりの大きさが1~2mm で発見することは難しいことですが、1cm前後で発見することは充分可能です。

乳がんのできる場所は必ずしも、我々に発見しやすい場所にできるとは限りません。乳房の表面にできる場合は触診でも発見できますが、乳房の深い場所にできた場合、小さいうちに発見することは難しく、また発見できたときにはしこりが大きくなっている場合があります。 では、どの場所であってもしこりを発見する方法はあるのでしょうか?超音波検査は場所に関係なく、しこりを発見することが可能です。しかし乳がんにはしこりを作らないものもあるため、この場合に超音波検査は役に立ちません。しこりのできない乳がんには、マンモグラフィー(乳房X線検査)が必要となります。 従って、乳がんの早期発見のためには超音波検査とマンモグラフィー(乳房X線検査)の2つの検査が必要です。触診だけでは危険です。

乳頭分泌異常

乳頭分泌異常とは乳首から血液などの液体が出ることです。乳房の中は、ミルクが通る管(乳管)が乳首に向かって集中しています。 乳房イメージ それは木の根が幹に向かって集中し、水分が吸い上げられるのに似ています。乳管にはホースの様に内腔があり、母乳はここを通って出てくるわけですが、乳首からミルク以外のものが出てくるということは、この乳管の内腔になんらかの異常が発生していることになります。

この多くの原因は腫瘍であり、がんの場合、内腔が破壊されるため乳首より出血することになります。もちろん良性の腫瘍でも同様のことがおこりますが、乳管を破壊することは多くはありません。従って乳頭分泌がある場合、乳管内に腫瘍のある事を考慮しなくてはなりません。

当クリニックでは、
超音波検査とマンモグラフィー(乳房X線検査)を実施しています!

毎週土曜日 予約制(13時30分~15時30分の受付)
0466-25-7600

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